竹害の被害をよく耳にするようになりました。私自身、住宅街を離れ県道を車で走っていると両側を竹林で挟まれた道路に出くわすことがあります。その道路も雨や雪などが降った翌日には道路に横たわるように倒れているとこがあります。走行する車に踏まれ、一部潰れ、根が剥がれていないため、風邪や車が通るたびに揺れており、一部間違えると大事故に繋がりかねない状況になっています。
竹林を所有する住民の方も竹の勢いがすごい、どうにかしたいと言った声が聞かれます。そもそも、竹の広がりって“破竹の勢い”って言うぐらいだから、大変だと思います。
その竹害の被害が東北の方にも広がってきた中、西の方で注目されているメンマ作りを紹介します。
メンマって、よくラーメン屋さんで見かけると思います。あのメンマってどこで作られているか知っていますか。実は中国産です。国産のメンマってほとんど流通していないのです。そこで、地元の名産にしようと立ち上がっているグループがあるようです。
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至る地域で競うようにメンマ作りが始まっているようです。確かに、輸入品で賄っているメンマ市場が国産品に切り変わると魅力的です。
と、わかっているけど、実行に移すのは中々難しい、そして、少量であれば、手のかかるメンマを作るよりもタケノコとして茹でたらすぐに食べた方が美味しいと言ったところではないでしょうか。
メンマ作りの簡単なレシピ紹介します。
1 幼竹(〜2mぐらいまで)半分に割って、皮を剥がします。下の節の部分などの硬い部分は落とします。
2 15cm程度に切ります。
3 米糠、鷹の爪を入れ、約1時間煮沸します。
4 よく洗い、約30%の塩水につけ、1ヶ月発酵させます。
5 好みの大きさに切り、塩抜き、味付けします。茹でたてのタケノコとても美味しいです。つまみ食いしているとなくなってしまいそうです。1ヶ月後のメンマが楽しみです。
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