日本の竹祭り【東北+新潟】
竹の祭りは、竹細工の盛んな九州の方で多くみられるが、昨今では日本各地で竹を使ったイベントが開催されている。
そんな竹の祭りを集めてみた。全国を対象に行おうと思ったが、意外の他多くの地域で取り組んでおり、今回は第一弾として、東北+新潟を取り上げることにした。各地地域によって竹との関わり方に特徴があって面白い。
【新潟県長岡市】越後みしま 竹あかり街道 2023
「越後長岡百景」に選ばれている、越後三島・脇野町本町通りの風情ある町並みが約2万5千個の竹灯籠のあかりでライトアップされます。
2023年10月28日(土)16:00~21:00
【秋田県仙北郡美郷町】六郷のカマクラ(竹うち)
「六郷のカマクラ」は毎年2月11日から2月15日までの5日間にわたって行われる700年余りの歴史を持つ小正月行事です。豊作、安全繁栄を祈る「年ごい」と凶作や不幸を除去する「悪魔払い」、そしてその年の吉凶を占う「年占い」の3つが一体となった行事です。
「竹うち」は、旧羽州街道を境に町を南軍、北軍に分けて3回行われます。この夜使用される青竹は数千本に及ぶといわれ、折れた竹は新しい竹と取り替えます。北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値が上がるといわれています。
2023年2月11日~15日
【青森県三戸郡三戸町】さんのへ夏まつり
さんのへ夏まつりは、町の目抜き通りに大きな竹が立てかけられ、その竹に約3,000個のちょうちんが取り付けられることから、ちょうちんまつりとも呼ばれています。
2022年8月6日~7日 ※2023年も同じ時期に開催と思われます。
【秋田県秋田市】秋田竿燈まつり
提灯を揺らめかせ、稲穂に見立てた竹でできた竿燈を操りながら力と技を競う竿燈まつり。国重要無形民俗文化財に指定され、東北三大まつりのひとつにも数えられている夏の風物詩です。
2023年8月3日(木)〜6日(日)
【宮城県仙台市】仙台七夕まつり
仙台七夕の飾りの主な材料は、和紙と竹。和紙で短冊や折鶴などのモチーフを作り、これを組み合わせて数メートルもの巨大な吹き流しに仕立てあげます。
毎年8月6日~8月8日
【福島県田村市】都路灯まつり
毎年8月の第1土曜日にグリーンパーク都路で開催される都路灯まつりは、1万本の竹灯に火を灯す夏の風物詩として、すっかり定着した夏のイベントです。ステージでは、郷土芸能や早食い競争、ミュージシャンのライブなどが行われます。祭りのクライマックスは打ち上げ花火!竹灯とのコラボはまさに絶景です。
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