天からの贈り物

台湾の竹文化を紹介します。

台湾は2度いきました。食べ物おいしいし、日本人というだけで笑顔で応じてくれる親日でまた行きたい国の一つです。

そんな台湾に竹文化があります。一説によると日本の統治時代に日本の竹工芸が台湾に渡って広まったという話もある。興味深いインターネット記事を見つけましたので共有します。

この台湾で作られた手作りの竹椅子ほしいです

日本の民芸運動に影響を与えた台湾竹工芸
「恐らく世界の何処(どこ)を探しても滅多にあるものではなく、工芸の村として吾々が頭で考えている一つの理想に近い… 続きを読む →

備忘録「天からの贈り物」

タケノコだけでなく、竹も私たちの暮らしには欠かせない。昔の人の家には竹の椅子や竹のベッドがあり、暮らしには竹竿や竹箒、竹の編み笠が欠かせなかった。また女性たちは竹の葉でチマキを包み、子供たちは竹とんぼや竹鉄砲で遊んだものだ。

それが、いつの日か丈夫なプラスチックやステンレスに取って代わられ、今では竹と言えば、台湾の渓頭や京都嵐山などの観光名所の竹林しか思い浮かばないようになった。

しかし最近は竹の育たないヨーロッパで竹ブームが起き、竹製の装飾品やアート作品が人気を博している。また気候変動で気温が上がり、人々は竹の軽さや強さ、耐震性に気付き始めた。さらに竹は一日に30センチも伸びて3~4年で建材になる。最短でも30年はかかる一般の木材よりずっと早く生長し、二酸化炭素の固定量も樹木より優れているため、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」にもかなうグリーン建材として注目されている。

Taiwan Panorama Magazine | An international, bilingual magazine for Chinese people around the world

竹の可能性を感じる記事だが、可能性ばかりで終わってはいけない。